悪化の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
3年ほど前からアトピー性皮膚炎が体全体に広がり紅くなり痒みも酷く悪化してきた為、漢方薬で根本的に治していきたいと来店されました。
皮膚は紅く熱感が酷い状態で、特に風呂上がりや熱くなると痒みが酷くなる状態が続いております。夜は痒みが酷くて眠れない事がよくあるそうです。胃腸が弱く、すぐに胃もたれを起こすそうです。
病院ではジルテック、ザジテンを処方されているそうですが効いていないそうです。
10歳 女の子
中医学的には『血熱旺盛』、『脾虚食積』の状態です。その為、体に溜まっている『熱』をとっていく漢方、消化吸収を改善していく漢方をお渡ししました。
1か月ほどして体の赤み、熱感がかなりひいてきましたという報告を受けました。痒みはまだ残るそうですが、以前の酷い状態と比べると明らかに良くなってきているそうです。
2か月目には体全体の赤みもほとんどなくなり、肘の内側に少し赤みが残る程度になり、首・胸・お腹は綺麗な肌になってきておられます。
体調が良い為、引き続き飲んで頂いております。
中国医学の考え方は、アトピーは体の中から出てきます。毎日の食生活を変えていく事で皮膚の状態は元の健康な肌に戻ってきます。
高カロリー・高脂肪・高タンパク質・動物性たんぱく質・甘い物・脂っこい物・刺激物・味の濃い物・欧米食などの摂り過ぎは必ず皮膚を悪化させていきます。これらのものは基本的に食べないようにしていく必要があります。
葉物の野菜・海藻類を中心に和食の薄味のものにしていく事で胃腸に負担がかからず皮膚も綺麗になってきます。
色々試してうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。多くの方が良くなられております。
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